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岡本流生清内路通信

自画自解 40 幾山河・・

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自画自解 40 幾山河・・

40.幾山河越えさりゆかば   シリーズ「初恋」より  2003年  13版 

作品の題名は若山牧水の「幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく」よりとりました。

牧水はあるとき「最も尊敬する人物は誰か」と訊かれて、側にいた私の伯父を指差し、彼が私の最も尊敬する人間であり、私の同志であると答えたそうです。また牧水は母の姉の歌の師でもありました。

この作品には、“我が母に捧げる”と副題がつけられています。 この絵のような女学生時代には、思いもしなかっただろうその後の母の人生、その苦労の多かった人生に思いを巡らせてのこの「幾山河・・・・」の題名なのです。 横に置かれた学生鞄には、母の旧姓が入れてあります。 

母は結婚後満鉄の技師だった夫と満州へ渡りました。 兄が生まれた年に終戦。夫の安否も不明のなか乳飲み子の兄を抱え、大変な思いをして帰国したのでした。
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コメント

1. 無題

どうでも 良い事ですが、きのうBSで ヘミングウェの番組があり、生涯4度結婚したそうです。結婚のたび 作風が変わり 最後ノーベル文学賞をもらったそうです。 書けなくなり 猟銃で生涯を閉じたとか。

2. 一度で十分かなぁ

よしふさん、コメントありがとう。 そうですか、4回も。それでノーベル賞までもらえたのですからヘミングウェイにとっては良かった? でも、私は一度でもう十分な気がしますが。
NHKのBSはこちらに来る前はよく見ていました。良い番組が多かった気がします。特に歴史ものや、科学物が。

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